SD劇場番外編
「長靴を履いた猫とご主人様」
あるところに粉引き職人のオヤジがおりました。 オヤジは亡くなる時、お兄さんに家と土地を、弟に猫2匹を譲り渡しました。 猫を貰い受けた弟は、困り果てました。 |
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しかし、猫はスーパーキャットでした。 |
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猫達に長靴を買ったため、弟はますますド貧民になりました。 |
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ご主人の叫び声を背に、猫達は魔物の城までやってきました。 |
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魔物は双子の兄弟でした。 |
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猫たちは、行動力は有りましたが、うっかり者でした。 |
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猫は3日で恩を忘れるといいますが、 猫達はちょっとの間、ご主人のことを忘れました。 そのころ、ご主人は怒り心頭でした。 |
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そこへ、お兄さんが通りかかりました。 |
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お兄さんは大変やり手でした。 |
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そうして皆、幸せに暮らしましたとさ。 まるで長靴は関係なかったですが、猫とご主人様のお話でした。 |
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